スマホは連絡や調べものが中心。でも、電話は時間を気にせずかけたい。
そんな使い方をしている人が、比較しておきたい新プランが「ドコモ mini2」です。2026年12月1日から提供され、60歳以上なら条件を満たすと、かけ放題を月額990円で利用できます。
ただし、広告の「月額858円~」は、複数の割引を組み合わせた料金。誰でもその金額になるわけではありません。
今の契約を変えると、本当に安くなるのでしょうか。割引前の料金や通話料も含めて、自分の使い方に合うか確認してみましょう。
※2026年11月5日時点の公式発表に基づく、提供開始前の情報です。金額はすべて税込です。
ドコモ mini2とは?データをあまり使わない人向けの新プラン

ドコモ mini2は、その月に使ったデータ量に応じて、料金が2段階で変わるプランです。
| 月間データ利用量 | 割引前の月額料金 | 最大割引適用後 |
|---|---|---|
| 6GB以下 | 3,278円 | 858円 |
| 6GB超~12GB | 4,598円 | 2,178円 |
※端末代金、通話料、有料オプションなどは別途かかります。
特徴は、家族で利用する場合の割引や、対象の家族への国内通話無料に対応すること。さらに、60歳以上の利用者向けに、かけ放題の割引が用意されています。
mini2自体は、シニア専用のプランではありません。 60歳以上向けの特典がある料金プランです。
月額858円になる条件は?自分の料金を確認しよう
6GB以下で月額858円になるには、次の割引をすべて最大額で適用する必要があります。
| 割引 | 月額割引額 |
|---|---|
| みんなドコモ割:同じファミリー割引グループの対象回線が2回線以上 | −550円 |
| dカードお支払割:dカード GOLD・GOLD U・PLATINUMで支払い | −550円 |
| ドコモ光セット割、またはhome 5Gセット割 | −1,210円 |
| ドコモでんきセット割 | −110円 |
| 合計 | −2,420円 |
年会費無料の通常のdカードを使う場合、dカードお支払割は月額220円です。
また、みんなドコモ割の回線数には、irumoの0.5GBなど、カウントされないプランがあります。「家族がドコモだから対象」と決めつけず、契約内容を確認しましょう。
割引の組み合わせによる料金例
6GB以下の場合、適用できる割引によって支払額は次のように変わります。
| 適用する割引 | 月額料金 |
|---|---|
| 割引なし | 3,278円 |
| みんなドコモ割のみ | 2,728円 |
| みんなドコモ割+通常のdカード | 2,508円 |
| 上記+ドコモ光/home 5Gセット割 | 1,298円 |
| 上記+ドコモでんきセット割 | 1,188円 |
※公式の基本料金と割引額から計算。各割引の条件を満たす場合の金額です。
スマホ代を下げるために新しくサービスを契約する場合は、その費用も考える必要があります。
すでに使っているサービスで、どこまで割引されるかを先に確認すると、比較しやすくなります。
60歳以上はかけ放題が月額990円に
ドコモ mini2では、対象となる60歳以上の利用者は、通常月額1,980円の「かけ放題オプション」を月額990円で利用できます。
6GB以下の基本料金に加えた場合の合計は、次のとおりです。
| 条件 | 基本料金+かけ放題 |
|---|---|
| 基本料金の割引なし | 4,268円/月 |
| 基本料金の最大割引適用 | 1,848円/月 |
※端末代金、有料サービス、かけ放題対象外の通話料などは別途です。
割引の判定で確認するのは、契約者だけでなく利用者の年齢です。また、かけ放題契約後に60歳になった場合は自動適用されず、別途申し込みが必要とされています。
0570から始まる電話番号など、一部の通話やSMSは対象外です。
電話をよくかける人は、「基本料金がいくら安いか」だけでなく、通話料まで含めて比べてみましょう。
家族への電話が中心なら、かけ放題が不要な場合も
mini2では、同じ「ファミリー割引」グループ内の家族への国内通話が無料になります。
一方、現在のドコモ miniでは、mini回線から家族へ発信する通話は、家族間通話無料の対象外です。
例えば、よく電話する相手が配偶者や子どもで、同じファミリー割引グループに入っているなら、かけ放題を追加せずに済む可能性があります。
反対に、友人やお店、病院などにも頻繁に電話するなら、かけ放題を含めた料金で比較した方がよいでしょう。
「誰に、どのくらい電話しているか」を振り返ると、必要なオプションを選びやすくなります。
旧ドコモ miniとの違いは?
現在のドコモ miniと、新しいmini2の主な違いをまとめました。
| 比較項目 | ドコモ mini | ドコモ mini2 |
|---|---|---|
| データ容量・料金の仕組み | 4GB・10GBから選択 | 使用量に応じて6GB・12GBの2段階 |
| 少容量側の基本料金 | 4GB:2,750円 | 6GB以下:3,278円 |
| 大容量側の基本料金 | 10GB:3,850円 | 6GB超~12GB:4,598円 |
| みんなドコモ割 | 料金の割引対象外。回線数にはカウント | 条件を満たすと550円引き |
| このプランから家族への国内通話 | 家族間通話無料の対象外 | 同じファミリー割引グループへの通話無料に対応 |
| 60歳以上向けのかけ放題割引 | mini2の割引は対象外 | 条件を満たすと月額990円 |
※基本料金は割引前。家族間通話無料には対象外の通信があります。
mini2はデータ容量が増える一方、割引前の料金も上がります。
つまり、新しいプランにすれば、必ず安くなるわけではありません。
家族割引が使えるか、家族への通話料が減るか、かけ放題が必要かによって、比較結果は変わります。
今のminiを使い続けることもできる
ドコモ miniは2026年11月30日で新規受付を終了しますが、契約中の人は12月以降も継続できます。今回の月額料金改定の対象でもありません。
ただし、miniの4GBと10GBの間で変更する受付も11月30日で終了します。
今の料金と使い勝手に満足しているなら、急いで変更せず、mini2の見積もりと比較してから判断しましょう。
mini2で気をつけたいのは「6GBを超えた月」
mini2は段階制なので、6GBを超えると月額料金が1,320円上がります。
普段は自宅のWi-Fiを使っていても、旅行や外出先で動画を見ると、いつもよりデータ量が増えることがあります。
上の段階に進むのを避けたい人向けには、利用可能データ量の上限を6GBに設定する「上限設定オプション」が用意されています。申し込みが必要です。
なお、12GBを超えた場合は、月末まで通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。
毎月のデータ使用量が6GB前後の人は、低い方の料金だけで判断せず、12GB側の料金でも納得できるか考えておきましょう。
ドコモ mini2を比較してみたい人
料金の仕組みから考えると、次のような人はmini2を候補にできます。
- 家族でドコモを利用し、みんなドコモ割の条件を満たす人
- 対象の家族へ電話をかけることが多い人
- 60歳以上で、家族以外にも長電話する人
- 自宅ではWi-Fiを使い、外出先のデータ利用が少ない人
- ドコモ光やhome 5Gなどをすでに利用している人
一方、割引がほとんど使えない人、今の少容量プランで十分な人は、変更後の総額を慎重に比較したいところです。
通話料がほとんどかかっていないなら、かけ放題の割引があっても、そのためにプランを変える必要はありません。
12月の値上げが気になる人は、まず今の契約を確認
2026年12月には、mini2の登場とは別に、eximoやirumoなど一部の既存プランで料金改定が行われます。対象プランの契約者には、12月利用分から適用されます。
ただし、「値上げされるからmini2へ」とすぐに決めず、次の順番で確認してみてください。
- My docomoで現在のプラン名を確認する
- 今のプランを続けた場合の、12月以降の料金を調べる
- 直近数か月のデータ使用量と通話料を見る
- mini2で自分が使える割引を確認する
- 同じ通話条件で毎月の総額を比較する
端末代金や有料オプションも分けて確認すると、プラン変更でいくら変わるのかが分かりやすくなります。
「自分の場合はいくらか」で選ぼう
ドコモ mini2で注目したいのは、家族への通話無料と、60歳以上向けのかけ放題割引です。
ただし、月額858円は複数の条件を満たした場合の料金で、かけ放題料金や端末代金は含まれていません。
比較するときは、次の3つを押さえましょう。
- 自分に適用される割引後の料金
- かけ放題が必要かどうか
- 6GBを超えた月の支払額
今の使い方を変えずに負担を減らせるか。その視点で、現在の契約と比べてみてください。

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