ドコモの店頭で契約できるドコモのエコノミーMVNOの1つ「トーンモバイル」では、60歳以上のシニア向けに1年間スマホ代が0円になる「シニア割」を提供しています。リーズナブルなので、スマホデビューの方におすすめですが、いくつかの注意点があるので、チェックしてみましょう。
トーンモバイルとは
トーンモバイルは、フリービット(株)のグループ会社である(株)ドリーム・トレイン・インターネットと、トーンライフスタイル(株)が運営するモバイルブランドです。

独自のテクノロジーを活用したスマートフォンサービスを通して、社会問題の解決に取り組んでいて、子どもやシニア向けのスマホに注力しています。他社でありながらドコモの店頭で契約できるドコモのエコノミーMVNOでもあり、トーンモバイル for docomoも展開しています。
トーンモバイルの料金プラン

トーンモバイルの料金プランはシンプルでわかりやすく、月額1,100円の1つだけ。
- 動画以外ならデータ無制限で使い放題(LINEほかSNSも利用OK)
- 動画は1GBまで(追加の動画視聴は+1GB330円のチケット制)
- 基本料金は1,100円
- SIM設定不要。届いてすぐ使用可能
- 遠隔操作で問題を解決する充実サポート
- 詐欺の疑いがある番号からの電話は画面に警告表示
- 健康管理機能、ライフログで10大疾病の発生率の変化を確認

トーンモバイル「シニア割」の注意点

トーンモバイルの「シニア割」は60歳以上なら1年間0円で利用できるというもの。
- データ容量300MB
- 1GB分の動画チケット
- 無料通話はついていない。通話料:18.7円/30秒(IP電話は23.1/1分)
1年間を超えると、基本料金は1,100円/月になります。
とてもリーズナブルなプランなのですが、1つ注意点があります。
- トーンモバイルで購入したAndroidスマホしか使えない
- 24ヶ月目の月末までの最低利用期間がある(違約金は1,000円)
トーンモバイルのシニア割を利用するにはトーンモバイルでスマホを購入しなければなりません。手持ちのスマホなどは利用できません。

トーンモバイルにははじめてスマホを使う人向けのスマホがあるよ
トーンモバイル 60歳以上シニア向けスマホ
しかし、トーンモバイルには初心者向けのリーズナブルスマホがあります。
TONEe21 9,980円

トーンモバイルの「TONEe21」は9,980円。
広角撮影可能なクアッドカメラを搭載し、完全フルスクリーン、大容量バッテリーなのに薄く手に馴染む持ちやすさを実現しています。また契約時の情報を参照して自動で設定してくれる「TONE Zen」機能を搭載。電源を入れると、AIが自動でその人にあったTONEの機能を最適化し、面倒な設定なしで利用できるのが特徴です。

選べる4つの画面デザインがあり、スマホが初めての人にも使いやすいシンプル画面も選べます。
リーズナブル価格で、スマホ初心者にはおすすめですが、2023年4月30日以降はネットでの販売のみとなっています。店頭では購入できない機種です。
とはいえ、スマホ機種代9,980円と契約時にかかる契約事務手数料3,300円を支払えば、1年間基本料金が0円で使えます。24ヶ月の期間縛りがありますが、途中解約の違約金は1,000円なので、気軽に申し込みできそうです。
TONEe22

TONEe22は21,780円。この価格はユーザー協力型プロジェクト「TONE Labo」(無料)への参加が条件となっており、不参加の場合は32,780円です。
「TONE Labo」では健康管理機能「ライフログ」などAIと連携したオンライン健康サービス「TONE Care」や、充電中にプログラムを動かすだけでポイントがたまるポイントシステム「TONE Coin」、アンチフィルターバブル環境「free pass」などが提供されています。5G、eSIM・無線充電にも対応。また気軽に医師などに無料で健康相談ができるオンライン健康相談サービスも受けられます。
手持ちのスマホを使いたいのなら「TONE for iPhone」
トーンモバイルには上記サービスのほか「TONE for iPhone」もあります。
これは手持ちのiPhoneが使えるプラン。こちらも基本料金等は上記の「TONE for Android」と一緒ですが、「シニア割」は使えません。
トーンモバイルで使えるスマホはAndroidバージョンはトーンモバイル製のスマホだけ。手持ちのスマホでトーンモバイルに乗り換えるのならiPhoneで、ということです。
「シニア割」は魅力的な価格なので、これからスマホを購入しようとしている人や、スマホの機種にこだわらない人におすすめです。
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