auの「マネ活プラン+」は、本当にお得なのでしょうか?このプランのデメリットとメリット、そして乗り換えるべき人、避けた方がいい人を解説します。
「auマネ活プラン+」とは?
「auマネ活プラン+」は、KDDIが2024年12月3日から提供を開始した新しい料金プランで、スマホの通信サービスと金融・決済サービスを組み合わせた特典が特徴です。
このプランは、2023年9月から提供されていた「auマネ活プラン」をリニューアルしたもので、Pontaポイント還元率や金融特典が強化されています。
「auマネ活プラン」は、2024年12月2日をもって新規受付およびプラン変更の受付が終了しました。
既存の契約者は引き続き利用可能ですが、「auマネ活プラン+」に移行する場合は料金プランの変更手続きが必要です。
「auマネ活プラン」と「auマネ活プラン+」の違い
- 料金の違い
- 「auマネ活プラン+」は基本料金が1,540円高く設定されています。
- 割引適用後も「auマネ活プラン+」の方が高めですが、ポイント還元率が向上しているので、実質負担額が軽減される場合もあります。
- ポイント還元の強化
- 「auマネ活プラン+」では、Pontaポイントの還元が大幅に強化され、最大4,000ポイントを獲得可能です(従来は800ポイント)。
- データ利用範囲の拡大
- テザリングやデータシェアの上限が「30GB」から「60GB」に増加しました。
- 金融・決済連携の充実
- 「auマネ活プラン+」は決済サービスとの連携をさらに強化し、日常の買い物や支払いで効率的にポイントを貯められる仕組みになっています。
項目 | auマネ活プラン | auマネ活プラン+ |
---|---|---|
基本料金 | 月額7,238円(税込) | 月額8,778円(税込) |
割引適用後料金 | 最大6,138円(税込) | 最大7,678円(税込) |
ポイント還元 | 最大800円 | 最大4,000円 |
実質負担額(税込) | 約5,338円 | 約3,678円 |
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
テザリング上限 | 30GB | 60GB |
ポイント還元率 | au PAYやau PAYカード利用で最大800円相当の還元 | au PAYやau PAYカード利用で最大4,000円相当の還元 |
還元内容 | au PAY残高還元特典(800円分) | Pontaポイント還元(最大4,000円分:指定サービス利用1,000円+決済3,000円) |
金融特典 | クレジットカード積立や金利優遇特典あり | 金融特典を強化し、Pontaポイントがより貯まりやすい |
主な特徴 | シンプルな料金体系で、金融サービス利用者向け | 決済サービスとの連携を強化し、他社プランに対抗したポイント還元の充実 |
「auマネ活プラン+」のメリット
「auマネ活プラン+」のメリットは最大限に活用すれば、データ容量無制限のプランを実質3,678円で月々利用できます。
- Pontaポイント還元で実質負担軽減
- 最大4,000ポイント/月(指定サービス利用1,000ポイント+決済3,000ポイント)が還元され、実質負担額を3,678円まで抑えられます。
- データ容量無制限
- 通常利用では容量制限を気にせず使えるため、動画視聴やテレワークにも最適です(テザリング上限60GB)。
- 金融特典が充実
- au PAYゴールドカード保有者は最大10%還元など、資産形成や日常決済でお得感があります。
「auマネ活プラン+」のデメリット
「auマネ活プラン+」は、Pontaポイント還元やデータ容量無制限など魅力的な特典が満載のプランです。ただし、料金が高めで特典を受ける条件が厳しく、フル活用できない場合は料金が高くなってしまう可能性があります。
- 料金が高い
- 基本料金は月額8,778円(税込)と高額。割引適用後でも7,678円となり、他のプランと比べて負担感があります。
- 特典条件が厳しい
- 最大4,000ポイント還元を受けるには、au PAYやau PAYカードでの決済が必要。これには毎月一定額以上の利用が求められます(例:au PAYで33,400円以上の支払い)。
- 家族割が適用されない
- 「家族割プラス」の対象外で、家族利用者には割引がありません。
- 通信制限の可能性
- データ容量は無制限とうたっていますが、月200GBを超えると速度が最大5Mbpsに制限されます。
- 解約時の手数料リスク
- 契約期間内に解約すると違約金や手数料が発生する場合があります。
「auマネ活プラン+」乗り換えた方がいい人 vs しない方がいい人
「auマネ活プラン+」は、ポイント還元やデータ無制限などの特典が魅力的ですが、料金が高めで条件が厳しいため、乗り換えが適しているかは個人の利用状況に大きく依存します。
乗り換えた方がいい人
- 日常的にau PAYやau PAYカードを使う人。
- データ通信量が多く、無制限プランを求める人。
- auじぶん銀行や投資サービスを活用している人
- Pontaポイントを効率よく貯めたい人
- au PAYやau PAYゴールドカードを日常的に利用し、毎月の支出が多い人は、最大4,000ポイントの還元を受けられるためお得です。
- 例:月7万円以上の支払いをau PAY経由で行う家庭。
- データ通信量が多い人
- 無制限プラン(200GB超で速度制限あり)なので、動画視聴やテレワークなどで大量のデータを使用する人に最適です。
- au経済圏を活用している人
- auじぶん銀行やauカブコム証券など、金融サービスを併用している場合、特典や金利優遇を最大限活用できます。
- 単身契約者
- 家族割が不要な単身者には、ポイント還元で実質料金を抑えられるため有利です。
乗り換えしない方がいい人
「auマネ活プラン+」は、通信だけでなく日常の買い物や資産形成までトータルでお得にするプランです。しかしスマホの料金だけを考えると、家族割が適用されない点や料金が高めな点には注意が必要です。
- 家族割を重視する人
- 「auマネ活プラン+」は家族割プラスの適用外です。家族全体で通信費を抑えたい場合は他プランの方がお得です。
- 特典条件を満たせない人
- Pontaポイント還元には条件(例:au PAYカード利用)があり、それを満たせないとメリットを享受できません。
- 通信量が少ない人
- データ無制限が不要なライトユーザーは、より安価なプランで十分です。
- 料金重視の人
- 割引適用後でも月額7,678円(税込)は高め。コストパフォーマンス優先なら他社プランも検討すべきです。
まとめ 自分に合った選択を!
「auマネ活プラン+」は、積極的にPontaポイントを貯めたい人やデータ通信量が多い人にとっては、魅力的なプランです。
一方で、家族割や料金重視のユーザーには不向きかもしれません。自分のライフスタイルや支出パターンに合わせて選択しましょう!
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