楽天モバイルに新しい解約手数料制度ができます。2025年4月1日以降に契約したユーザーは、1年以内に解約すると最大1078円の手数料が発生!スマホ初心者や短期間での解約を考える方には、契約前に知っておくべき重要なポイントや注意点を詳しく解説します。
楽天モバイル解約手数料の概要
楽天モバイルの新しい解約手数料制度は以下のとおりです。
- 対象プラン: Rakuten最強プラン、Rakuten最強プラン(データタイプ)、Apple Watch ファミリー共有
- 手数料: プラン料金の月額最低利用金額の1カ月分(最大1078円)
- 適用条件: 2025年4月1日以降に契約し、1年以内に解約した場合
以前は利用実態がない場合にのみ手数料が発生していましたが、今回の変更で利用実態の有無に関わらず手数料が発生します。

楽天モバイル解約手数料のポイント
- 2025年3月31日までの契約者は、従来通り解約手数料はかかりません
- 1年以上利用すれば解約手数料はかかりません
- プラン変更をされた場合は、変更前の回線利用開始日が起算日
- 解約事務手数料は最大1,078円(税込)
- 割引を適用している各種プログラムにより、解約事務手数料は異なる
“最大”1078円の解約事務手数料?もっと安い手数料もあるの?
最大1078円の解約事務手数料となっているのは、楽天モバイルのプラン料金の月額最低利用金額の1カ月分が基準となっているためです。
つまり、月額料金が低いプランの場合、実際に発生する解約事務手数料も低くなる可能性があります。
具体的には、Rakuten最強プランやRakuten最強プラン(データタイプ)、Apple Watch ファミリー共有などのプランが解約手数料の対象なので、これらのプランの月額料金に応じて手数料が決定されます。たとえば「最強家族プログラム」などの各種割引が適用されている場合は、割引適用後の月額最低利用金額が手数料となります。詳しい料金については、下記楽天モバイルの公式サイトで確認することをおすすめします
なぜ解約手数料が導入されるのか
楽天モバイルが解約手数料を導入する理由は主に以下の点にあります。
- 安定的なサービス提供のため: 短期間での契約・解約の繰り返しを減らし、長期的な顧客基盤を確保することで、安定したサービス品質の維持を目指しています。
- 設備投資の回収: 全国規模の独自回線整備には多額の投資が必要であり、その回収のためには一定期間の契約継続が必要とされています。
- 業界標準への近接: 他の大手キャリアも同様の期間拘束・解約金制度を導入しており、業界標準に近づける動きとも言えます。
楽天では「お客様に長く安心してご利用いただけるサービスを提供するための施策」と説明しています。
楽天モバイルの解約手数料変更で影響を受ける人・受けない人
プラン変更をされた場合は、変更前の回線利用開始日が起算日となります。
影響を受ける人
- 2025年4月1日以降に新規契約する方
- 短期間(1年未満)での利用を予定している方
影響を受けない人
- 2025年3月31日までに契約済みの方
- 1年以上利用予定の方
楽天モバイルの解約時の手続き方法
楽天モバイルの解約は、実店舗の「楽天モバイルショップ」か、オンラインの「my 楽天モバイル」から行えます。
オンラインでの解約手順(初めての方でも安心)
楽天モバイルの解約方法は、主にmy 楽天モバイルや楽天モバイルアプリを利用して行います。
- スマホやパソコンで「my 楽天モバイル」にログイン
- 画面下部の「契約プラン」をタップ
- 「各種手続きへ進む」をタップ
- 「解約のお手続き」内の「解約」を選択
- 注意事項を確認し、「次へ進む」をタップ
- アンケートに回答し、「解約内容を確認する」をタップ
- ワンタイムパスワードを入力し、「認証する」をタップ
- 解約内容を確認し、「解約を完了する」をタップ
まとめ
2025年4月からの楽天モバイルは、1年以内の解約に最大1,078円の解約事務手数料が発生します。短期間の利用を考えている方は3月中の契約がお得です。一方、1年以上の利用を考えている方には実質的な変更はなく、引き続きお得に利用できます。
特に楽天サービスをよく利用する方や、データ通信をたくさん使う方にとっては、1年間の継続利用を前提に考えれば、依然としてコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。
大切なのは自分の利用期間をあらかじめ考えておくこと。1年以上使う予定なら手数料を気にせず、楽天モバイルの魅力的なサービスを存分に活用しましょう。
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