NTTドコモは2025年8月5日、各種手続きに関わる事務手数料を9月5日から改定することを発表しました。昨今の物価高や説明事項の増加などに伴う費用増加を理由として、店頭やコールセンターでの手続き手数料が値上げされます。
値上げ対象となる手続きと料金比較

店頭での手続き(ドコモショップ・量販店・代理店)
値上げ対象の手続き
- 新規契約:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- 契約変更:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- 機種変更:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- 名義変更:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- SIM再発行:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- eSIM再発行:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- 電話番号保管:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
コールセンターでの手続き
ドコモインフォメーションセンター
- 契約変更:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- 名義変更:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- SIM再発行:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- 電話番号保管:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
ケータイ補償サービスセンター・smartあんしん補償センター
- 契約変更:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- SIM再発行:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- eSIM再発行:3,850円 → 4,950円(+1,100円)

ドコモ光・ahamo光
- 新規契約・転用・事業者変更:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
- 光回線再利用:3,850円 → 4,950円(+1,100円)
値上げの対象外となる手続き
Web(オンライン)での全ての手続きは無料のまま
- 新規契約
- 契約変更
- 機種変更
- eSIM再発行
- 電話番号変更
上記の手続きをWebで行う場合は、今回の改定の対象外となり、引き続き無料で利用できます。
その他の対象外手続き
- homeでんわに関わる各種手続き
- home5Gの契約変更、eSIM再発行、電話番号変更、電話番号保管(これらの手続き自体が存在しないため)
値上げの背景と影響
なぜ値上げするのか
ドコモは値上げの理由として以下を挙げています:
- 昨今の物価高による運営費用の増加
- 説明事項の増加に伴う人件費やシステム費用の上昇
これらの要因により、対面や電話でのサポートにかかるコストが増加しているため、手数料の見直しが必要になったということです。
どんな人に影響があるか
大きな影響を受ける人
- 普段からドコモショップで手続きを行っている人
- スマートフォンの操作に不安があり、店頭サポートを重視する人
- 契約内容の変更を頻繁に行う人
- 機種変更を店頭で行いたい人
影響が少ない人
- オンラインでの手続きに慣れている人
- my docomoやドコモオンラインショップを日常的に利用している人
- 手続きの頻度が少ない人
節約のためのおすすめ対策
Webでの手続きに慣れておこう
値上げを避ける最も確実な方法は、Web手続きを活用することです。以下のような人には特におすすめです:
基本的なスマホ操作ができる人
- my docomoアプリやWebサイトでの契約確認ができる
- オンラインショッピングの経験がある
- 家族にスマホ操作をサポートしてもらえる
おすすめする理由
- 手数料が完全に無料になる
- 24時間いつでも手続き可能
- 待ち時間がない
- 自分のペースで手続きできる
手続きのタイミングを考える
9月5日前に済ませるべき手続き 現在検討中の機種変更や契約変更がある場合は、値上げ前の9月4日までに完了させることで1,100円の節約になります。
急がない手続きの場合 緊急性のない手続きは、Webでの手続き方法を調べてからオンラインで実行することをおすすめします。
まとめ
ドコモの手数料値上げは、店頭やコールセンターでの手続きに1,100円の追加負担をもたらしますが、Webでの手続きは引き続き無料です。普段から店頭を利用している人は、この機会にオンライン手続きに挑戦してみることで、今後の手数料を大幅に節約できる可能性があります。
値上げ実施日は2025年9月5日からとなるため、近々手続きを予定している人は、実施時期を検討することをおすすめします。詳細な手続き方法や最新情報については、ドコモの公式サイトで確認してください。
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